英作問題『熊』
2. 熊が頻繁に人里に降りてきて目撃されるケースが増加しており、熊による被害が多数報告されている。
⇒「考える英語」を勧めているが、英作において、なぜ考えるかと言うと、考えなければ、難しい日本語が、難しいままだからである。そうなると、その日本語に該当する英語を知らなければ、何も言えないということになる。それでは単純に知識の勝負となり、該当表現を知らなければ、全くお手上げとなる。一見言えなさそうな日本語であっても、少し立ち止まって考えることである。我々は先を急ぎすぎる。言えないからと、すぐに投げ出して、調べてしまう。しんどいからと、歩かずに、車ばかり乗っていれば、すぐ脚力が弱るのと同様、わからないからと、すぐに答えを調べるばかりであれば、考える力は、減退するのみである。

『熊が頻繁に人里に降りてきて』
人里とは何か。
要するに、人の家である。
熊が降りて来るということは、要は、山から来るということなので、
・Bears come to people's houses from the mountains.
人里という箇所は、具体的に言うと、家だったり、村や町ということなので
・Bears come to a village or a town from the mountains. とも言える。
他にも、降りてくるということは、下山することなので
・Bears go/come down the mountain. も可。
人家の近くに来るのであれば near, close to を使い
・Bears come near people's houses.
・Bears come closer to people's houses.
have だって使える。
・They have bears near their houses.
『目撃されるケースが増加』
これも、簡単に考えて、目撃されるということは、人々が見るわけなので、see を使うとよい。
〜ケースが増えていると言うことは、簡単に言うと、度々見られているということなので、
・People often see bears these days. (近頃)
・People see bears more often these days.
頻繁に見られているということは、多くの人に見られているということでもあるので
・Many /More people see bears these days.
『熊による被害が多数報告されている』
被害とは、簡単に言うと、何だろうか?
問題である。
熊による被害とは、要するに、熊が我々に問題を与えるということなので、
・Bears give us many problems.
・Bears cause many problems. (問題を起こす)
被害ということは、良いか悪いかで言うと悪いである。熊の被害ということは、簡単に言うと、熊が悪いということなので
・Bears are really bad (to us).
熊による被害とは、熊が悪さをすると考えて
・Bears do a lot of bad things.
熊による被害があるということは、要するに熊は悪くて危険な動物だということなので
・Bears are bad animals / dangerous animals. とも考えられる。
熊による被害を受けるということは、熊が原因で困っているということなので
・We have many problems because of bears.
『多数報告されている』
逐一訳すと、many cases of ~ are/have been reported などとなるが、これも簡単に言うと、報告ということは、「言う」ということなので、
・They say that ~ .
・Many people say that ~ .
となる。こういう事実があった、ということでしかないので、文脈によっては言う必要もないことも多いだろう。
まとめると
『熊が頻繁に人里に降りてきて目撃されるケースが増加しており、熊による被害が多数報告されている』
・Bears often come to people's houses from the mountains. Many people see them. Bears give us many problems.
have だけで言うと
・We often have bears from the moutains. People have bears near their houses. They have many problems because of bears.
see だけで言うと
・We see many bears from the mountains. People see bears near thier houses. They see many problems because of bears.
実際は、see でもhave でも、混在させて言うとよいのだが、それら単独でも十分に表現ができる。
基本単語は、汎用性が高く、表現の守備範囲が広い。基本単語は、すごく可能性を秘めているが、あまりその重要性は認識されていない。なぜか。語学は覚えることが多いからだ。多岐亡羊と四字熟語にあるように、分かれ道が多すぎて、逃げた羊がどこを通って逃げたか、わからなくなるのと同様で、我々も、覚えること、やり方が多いと、何をすべきがわからなくなり、本当に大事な、本質を見失う。
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